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ゆらのふなびと

競プロ, Python, C++

『しゅごキャラ!』1-12巻 感想

マンガ 『しゅごキャラ!』
 しゅごキャラ!(12) <完> (講談社コミックスなかよし)
 
 
 
しゅごキャラ……それは、「なりたい自分」。
 
 
 
子どもは誰でも心の中にたまごを持っている。
 
でも、大人になると考えなきゃいけないことがいろいろ増えて、たまごは見えなくなってしまう。
 
たまごは本当に無くなってしまったわけではない。
 
本当は誰の心にも、たまごはいる。
 
今はただ、心のガラスが曇って見えなくなっているだけ。
 
 
 
だから――
 
心のたまごが、
 
なりたい自分が、
 
本当の気持ちが見えなくなったときは思い出して。
 
しゅごキャラは、こころのたまごは、いつでも胸の中であなたを見守ってる。
 
あなたが信じてくれさえすれば、なりたい自分はいつだってあなたの味方。
 
 
 
心をアンロックしさえすれば――
 
キミは何にだってなれるんだよ。
 
 
 
心のたまご、それは、
 
誰の心にも眠ってる、
 
 
 
 
 
無限の可能性<エンブリオ>――!
 
 
 

しゅごキャラ!(11) (なかよしKC)

 

 

 

 

引用コーナー

あたしだけじゃないんだ

「なりたい自分」があって

へこんだり背伸びしたり……

――1・あむ

 

こころのたまごに、○も×もあるのかな

――1・あむ

 

こころのたまごに ×なんてつけさせない!

――1・あむ

 

……おとなが言ってたんだ

夢をかなえられる人なんかほんの一握りだって…

やっぱ 笑っちゃう?

なんでも持ってる完璧な人じゃなきゃ 夢なんて…

「なりたい自分」が欲しくて頑張っても 意味ないのかな…

 

物語作りの秘密を教えよう

シンデレラも白雪姫も眠り姫も

最初から満たされてたわけじゃない

物語の始まりでは 主人公は必ず何かが欠けている

「王子様と幸せに暮らしました」は最後のページだろう?

最初から何でも持ってるお姫様じゃ物語は始まらない

「何かが足りない」子はどんな子でも

物語の主人公になれるんだよ

――2・あむ、司

 

あんたが×をつけたとしても

ぜんぶあたしがとってやる

――2・あむ

 

せんせぇの「なりたい自分」はね

リニューアルしてピッカピカになって

なんどでも生まれ変わってくるんですよ

 

だってせんせぇには

スゥたちがまだみえているんですもの

――3・二階堂、スゥ

 

わかんねーってことは

どんな自分にもなれるってことじゃね?

 

……迷っててもいいのかな?

自分がよくわからなくても……

 

トーゼン!

――4・空海、あむ

 

やっぱりあたし……

ケンカも競争もあんましたくない

とくに歌唄とは

 

好きなんだもん

キツイけどキッパリしたトコかっこいいし 歌上手だし

無愛想なとこあたしに似てるし…

 

それに

弱いけど優しい自分

内側にちゃんといる

――4・あむ

 

いまはもっと

いろんなこといっぱい知りたい

友達のこと 自分のこと

誰かを好きになること

いっぱい いっぱい……

――4・あむ

 

カンタンな話じゃない

取り返せばいいだけよ

自分のたまごなんだから

――5・りま

 

りま……

どんな気持ちだろ……

もしあたしなら……

あたしなら――

――5・あむ

 

うそだ 俺たちのりまさまが

あれはりまさまなんかじゃないーっ

 

りまだよ!

――5・あむ

 

ぼくにできることなんて ほんのすこし

僕の世界は小さな世界……

でも

ほんの小さな奇跡が起こせたら…

――5・唯世

 

しあわせだから笑うんだよ

おじさん おばさん

最後に笑ったのいつ?

 

りまの顔もっとちゃんと見て

りまはほんとうは

いつだって笑いたかったんだ

――6・あむ

 

いまのその姿が……

ほんとうになりたい自分なの……?

歌唄……

――6・あむ

 

海里!

あたし まだ信じてるよ

お人よしでもいい バカでもいい

信じたいんだもん

海里は……

 

あたしたちと過ごした海里は

たしかに本当の海里だったもん……!

――6・あむ

 

期待じゃなくて

信じてるんだ

――6・唯世

 

あたし……いつもふわふわしてて あいまいで

本当の自分なんてよくわかんない

足りないものだらけのダメな子かもしんない

でも

 

信じてる

あたしはあたしの中のかがやきを

――6・あむ

 

あむちゃん これがあなたのかがやき

だれでも胸の奥に秘めているちいさなきらめき

それを信じてくれたから かがやきがよみがえった

 

さぁ 解き放って

あなたのきらめき――!

――6・ダイヤ

 

あむちゃん

かがやきはあなた自身の中にあるの

それを忘れずにいてね…

 

覚えていて あむちゃん

どんなに暗闇がおそっても

かがやきはぜったいなくならないの

あなたの中の光 きらめくちいさなカケラ

その名まえは……

 

未来のカケラ――

――6・ダイヤ、あむ

 

まあまあなぎひこくん

「おもしろい」だけで理由には十分なのさ

 

いつだって答えは以外なところにある

石ころの中に宝石が

星屑の中に運命の星が……

きみのさがしてるこたえも

もしかしたら「おもしろい」の中にかくれてるかもしれないよ……?

――7・司

 

歌には力があるわ

そんなもの(=イースターの妨害)にはゆるがないくらい

 

たとえどこであろうと

歌えればそこがあたしのステージになる

――7・歌唄

 

隠し事はよくないと思う

嘘をつくのはつく方だって辛いから

でも…

 

隠し通した方がいいこともある

その方が相手を傷つけないですむなら……

最後まで嘘をつきとおす苦しさと向き合わなくちゃならない

 

もし嘘をつくなら

それくらいの覚悟が必要ってことさ

――7・なぎひこ

 

誤解されても いいわけ一つできない口下手なヤツもいるってこと

――8・空海

 

ぼくは ぼくを取り巻く世界を守りたい

たとえ小さな世界だとしても……

 

世界には争いや悲しいことがたくさんあって

一人の力なんてほんのちっぽけで

でも

その一人の小さな世界を幸せにすることが始まりになるなら――

 

「ぼくは ぼくの世界の王さまになる」

――8・唯世

 

あたしはイクトを信じてる

そうきめたんだ

だから助ける!

――8・あむ

 

人を信じる気持ち

それは――

 

それがなくても生きられるけど

ないとココロが栄養不足になっちゃうもの……

 

人を信じる気持ち 思いやる気持ち…

やさしさってきっと

おやつと一緒なんだよ

そればっかりじゃ甘やかされて太っちゃう

だけど

ココロのたまごに必要な栄養

たいせつできれいな宝物――

――8・あむ

 

だれかをにくんだり うらんだりするって…

すごく苦しくて悲しい…

あたし… うそついて唯世くんを傷つけちゃってわかったの

だれかを傷つけるのって つらくて悲しくて…

自分の心も傷だらけになるの…

 

不吉な黒ネコがもしわざと人を傷つけて

きらわれようとしてたなら

イクトの心はもうどれだけボロボロなんだろう

――8・あむ

 

ホントは赤ちゃんでいたい…

ずぅーっと末っ子のまんまがいい…

 

でも…

 

赤ちゃんだって

たまにはみんなをおんぶしちゃうんだから!!

――9・やや

 

わたしはあむちゃんといつでも一緒よ

あなたの中にねむっているきらめきよ

あむちゃんがこたえをさがして

それを迷わずに見つめているなら

わたしは必ずあむちゃんの力になるわ

 

さあ… こたえを見つけて

――9・ダイヤ

 

――あたしはちいさくて

女の子で

主人公って言うには頼りないかも…

男の子みたいに強くはなれないから

男の子みたいには戦えない

だけどあたしには…違う強さがある

 

イクトがこんなにボロボロになっても守り通して失わないもの

それは…

「誇り」…!

 

男の子が誇りのために戦うのなら

女の子は…

あたしは!

 

傷も誇りもぜんぶ

だきしめてあげたい

あなたがどうしても戦わなきゃいけないなら

せめてあたしは――

――9・あむ

 

どうして悲しみはなくならない―――?

目をそらしても

消そうとしても

世界はすぐ争いと悲しみで満ちてしまう

 

でも

あたしたちは悲しみに立ち向かえる

 

戦うこと――

それからもう一つ

女の子のあたしにできること

 

「オープンハート フルボリューム!」

――9・あむ

(True Love)

 

あたしもね

つい最近わかったばかりなんだ

家族や友達…好きな人 みんなを

大切に感じること 信じること

大好きって思うこと

 

世界中のどんな宝石も

キミのこころは埋められないよ

だって

 

思いそのものが きれいな宝物だから――

 

その宝物は 誰かに運んできてもらうことはできないの

キミが見つけて感じないと 手に入らないの

――10・あむ

 

イクトっ

あのね… 競争だよ!

 

お父さんきっとどこかにいるから

あたしもぜったいなりたい自分探すから…

 

どっちがさきか

競争!

――10・あむ

 

だいじょうぶ …いま

すっごい楽しいから

――11・歌唄

 

それはな 心をアンロックするための鍵なんだそうだ

心というものはな ほんとうは

世界中のみんなの心が地続きに繋がっているんだ

けれど ほんの小さな誤解やすれちがい ケンカや争い

ちょっとしたことで扉が閉じて 鍵がかかってしまう

 

そのロックをひらけば

ほんとうはだれだって相手の心をわかることができる

うれしいことも痛みも わかちあうことができる

 

 

すてきね

まるで愛する事みたい

 

たくさんの人がその心の鍵を持つことができたら

そして誰かの心をアンロックできたら…

どんなにすてきかしら

――11・唯(唯世の父)・奏子(或斗の妻)

(ダンプティー・キーは心をひらくカギ…

 まるで 愛することみたい…)

 

 

だいじょうぶだよ あむちゃん

きっとそんな風には思ってない

いま きみはちゃんと前に進んでるから

慌てることはないんだよ

ゆっくりおとなになればいいんだよ

――11・唯世(大人)

 

ほんとうは あなたはさいしょから気づいていたのよ

星の道の旅は わたしたちがあなたの中に帰っていく旅

わたしがあなたの さいごのきらめき

 

わすれないでね ずうっといっしょにいるってこと

もし見失うことがあったら

ココロのドアをアンロックして――

――11・ラン、ミキ、スゥ、ダイヤ

 

子どもはみんな ココロの中にたまごを持っている

ほんとうはおとなだって

それはふわふわしてて あいまいで

すぐに見えなくなるけれど

いつもそこにちゃんとある

だれでも持ってるそのたまごの名まえは…

 

無限の可能性<エンブリオ>――!!

――11

 

物語の終わりってさ…

「めでたしめでたし」

「泡になって消えてしまいました」

たとえどんな結末であっても

読んでるだけの僕らには変えられないよね

 

りまちゃんのパパとママは

パパとママだけの物語の中で

出会って恋をして…お別れした

それはりまちゃんにも他の誰にも…

神さまでもきっと変えられなかった

 

でも

りまちゃんにはりまちゃんだけの物語がある…

<みんな自分だけの物語の 主人公――>

 

――ぼくじゃだめかな

 

きみの物語の登場人物になれないかな

 

見つけた――

冬を越える強さを秘めた

咲き初めの花……

――12・なぎひこ

 

おもしろいこと探すのに予定表なんていらないのっ

楽しくいこっ

――12・やや

 

お見事なのはあなたですよ エース

寄り道しながら目的にたどりついてしまう

やはりあなたは聖夜小ガーディアンのエースですね

――12・海里

(「おもしろい」という動機)

 

 

彼女のしゅごキャラはさいしょからなくなってなんていなかったのさ

子どものころはみんな心の窓ガラスが透明で

なりたい自分<しゅごキャラ>の姿がはっきり見える

ときどき雨にうたれても 強い風が吹きつけても

――でもね おとなになると急に考えなきゃいけないことが増えてきて

そのうちに窓を曇らせて 見えなくさせてしまう…

 

――でもね ほら

くもった窓だってちょっとふけばまた すぐ透明になるんだ

キミたちの星の旅は なくしたものをさがす旅じゃなくて

ずっとかわらずそこにあるものをたしかめにいく旅だったのさ

 

そしてキミたちの旅は これからもつづいていく――

 

ココロはけしてなくならない

窓ガラスを透明にして目をこらしていれば

きっと

何度でも出会えるよ

――12・司

 

「いつか」

 

きっといけるよ

ずっとさきの未来だって

つないだ手を

はなさないまま――

――12・あむ

 

どんなにかわってもI<あたし>をなくさないでいれば――

どんなあたしにだってなれる――――!

――12・あむ

 

 

<あとがき>

ということでしゅごキャラ!1~12巻感想でした。

っていっても冒頭の400字にも満たないポエムしか私が書いたものはないんですがね。これを書き終えたときに「もう書きたくない」と思ってしまって。疲れたとかじゃないんだけど、「言葉にするのはこれだけにしたい」というか…。

書き終えてからいろんなしゅごキャラ感想ブログを見てみたのですが、どうもピンとくるスタイルがなく。今回はこれで出してみることに。

ポエムは……楽しいよ! 間違いなく書いているときは楽しい。でも書き終わった瞬間「うわー自分何書いてんだーっ!」ってなる。まあ私の場合は作品中の言葉をつなげているようなものだから後悔する事への恥ずかしさはあんまりなかったりするのだけれど。

個人的には6巻が好きでした。海里と歌唄が自分を取り戻すシーン! 仲間だと思ってた人が返ってきてくれた瞬間には私の涙腺がアンロックです。あむちゃんの信じる思いが伝わったのだものね!

 

最後はこの言葉でお別れしましょう。

 

 

せーのっ

 

 

 

 

 

バラバラーンス!!

 

 

 

 

 

(何故)