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ゆらのふなびと

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『しゅごキャラ!』 5・6巻 感想

マンガ 『しゅごキャラ!』

しゅごキャラ!(5)

あむ~~~~~!!!

 

5巻の表紙のあむちゃん好きすぎる。

ちなみに「あむ」という名前はbe動詞のamから来ているらしい。「私は…」に続く言葉、あむちゃんなら何と答えるだろう。6巻までのあむちゃんは「本当の私なんてわからない。でも、私は自分の輝きを信じている」って感じなんだけど。

5巻でテンション上がって、その勢いで6巻を読んだらだいぶ泣いた(だいぶというのは当社比)。仲間が優しくしてくれるときとか、現実じゃこんなに上手くいくはずがないって思いもするんだけど、それでも「嬉しい」と思ってしまうんだよね。たとえば5巻のこのシーンとか。

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あむちゃんは自分のたまごが×たまになっちゃったことをなかなかみんなに言えなくて、今回やっと言うんだけど、それに対してのみんなの反応がこれね。正直文脈とかこれまでの各キャラの描写からしたら、みんなこんなにあっさり受け止めてくれるのかよってところはあるんだけど、それでもみんながこう言ってくれるのが嬉しい。ああ、俺は君たちを応援するよって思ってしまう。左下のあむちゃんの表情とか大好きでさ、こういう「救われた」みたいな顔を見ると自分も救われた感じがする。2巻の「なぁんだ…」も、このあむちゃんの表情が好きなんだろうな。

 

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ここで「もしあたしなら…」「あたしなら――」って必死にりまの気持ちを考えようとするあむちゃんにぐっとくる。相手の気持ちをわかろうとする努力に、あむちゃんの優しさを感じずにはいられない。

 

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ここもだ。バラバラーンスを適当にやる男子たちに耐え切れずキャラチェンジして渾身のギャグを披露してしまったりま。笑っている人もいる一方で一部の信者は「あれはりまさまなんかじゃないー!」とか言う。それに対してあむちゃん、

「りまだよ!!」

りまはさ、自分が誘拐されたことをきっかけに両親が互いを責め合って仲悪くなる中で、皆に笑ってほしいっていう気持ちを閉ざしていってしまったわけじゃん。その閉じ込めていた気持ちが表出した渾身の「バラバラーンス!」をさ、「あれはりまじゃない」なんて言えないよね。あむちゃんはそういうりまの気持ちをわかってて「りまだよ!」って言ったんだと思う。勝手にイメージを作られた外キャラなんかに、心の中にある本当の気持ちを否定させたりなんかしない…!

いやそりゃ時間軸的にあむちゃんがまだ知らない部分もあるはずなんだけど、そこまで含めて知ってたんじゃないかとすら思える。そのくらいあむちゃんの他者共感能力(?)って高い。

 

 

 

ここから6巻。

 

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このりまのシーンは衝撃的というか。

ずっと親の顔色を見ながら過ごしてきたりまが自分の想いを表出する。あのりまが「いつも同じことでケンカしててバカみたい…!」とか言うのよ。

「この家の外にだって わたしの世界がある!」

ガーディアンという場に自分の居場所を見出したのだろう。どっかで出てきたけど、あむちゃんの他者を巻き込む能力すごいのよね。「彼女なら、ほんとうの君を引き出せるかもしれない」。そうだ、二階堂が海里に言ってたんだ。

 ところでりまって雪華綺晶にちょっと似てる気がしない? たまごの絵本で迷子のたまごが「どこに行けばいいの…?」って言ってたのも、雪華綺晶の「私はどこに変えればいいの…?」を彷彿とさせた。

 

りまは家を飛び出してあむたちのもとへ。みんなの力でブラックダイヤモンドは撃退され、子供たちを心配した親たちが駆けつける。「こんな深夜子供を呼び出して」とガーディアンが悪者扱いされる中、初代K(もとい理事長!)が「今日はたてぶえ座流星群の観察なんですよ」ときらきらフォロー。でもりまの親は「やっぱりガーディアンなんかだめだ」と無理やり引き戻そうとする。

それを見たあむちゃんは、覚悟を決める。「りまのほんとうの気持ち、お父さんとお母さんに知ってもらわなきゃ…!」そして渾身のバラバラーンス!

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自分の恥なんかよりも、りまのことをずっと大事にしてる。こうやって、自分の壁を乗り越えて他者のために行動できるあむちゃんってすごいと思うの。

 

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恥ずかしくなかったわけじゃないんだ。実際右上のコマでこんな顔になってるし。でも

りまの顔 もっとちゃんと見て

りまはほんとうは いつだって笑いたかったんだ

外キャラに苦しめられてきたあむちゃんだからこそ、内側に抑圧された「ほんとうの気持ち」の大切さをわかってあげられるんだろうなーって。

 

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ここ写真撮っててもっかい泣きそうになった。

海里

あたし まだ信じてるよ

お人よしでもバカでもいい

信じたいんだもん

海里は…

 

あたしたちと過ごした海里は

たしかに本当の海里だったもん…!

あむちゃんのこのまっすぐさ…。「信じたいんだもん!」っていう願いの熱量にやられる。思えばガーディアンのみんなもお互いを「信じる」ことで成り立っているような気がする。

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そして海里がこうなったとき、「そうだよ!!」って思ってしまうし、左のあむちゃんの笑顔も嬉しい。

さっきの「救われる」に通じるんだけど、僕は信じることが報われた瞬間に「嬉しい」と感じてしまうのかもしれない。海里がカムバックしたのに対する嬉しさだって、「海里は本当はいい奴だ」と信じていたからこそだし。

 

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決戦前夜の唯世。

ううん 期待じゃなくて

信じてるんだ

 (二つめの話、あみに遮られちゃったけど告白しようとしたのかな気になる! だとしたらここで言えなかったばかりに結局海里に先を越されてしまうわけだけどw)

 

以下6巻後半のハイライト。

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あむちゃん これが

あなたのかがやき

だれでも胸の奥に秘めているちいさなきらめき

それを信じてくれたから

かがやきがよみがえった

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どうしてみんないなくなってしまうの…?

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だれかに歌でよろこんでほしい…

そんな気持ちからエルは生まれたんです

 

歌唄の武器はそれでじゅーぶんじゃん!

だれにも縛られない歌唄だけの歌

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エルの力じゃないんです

これは歌唄ちゃんの中に眠ってた歌

こんな優しい歌も歌えるんです

キャラなりシーンの歌唄は大人びた優しい顔をしてるし、この右上の「エル…」って言ってる時の歌唄の表情も温かいし…やっぱり悪い子じゃないんだなって思える。(ブラコン的な意味ではあれですが!)

 

そして次はダイヤとキャラなりしたあむちゃんの出番!

さぁ 解き放って

あなたのきらめき――!

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確かここで感情がMaxだった気がする。「スターライトナビゲーション」って、コマとしても綺麗だし、何よりこれが「あむちゃんの輝き」なんだって思ったら高ぶらずにはいられなかった。私の涙腺アンロックですよ。

 

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オレのためなんかじゃない自分の歌

いまならもう歌えるな?

ここでさらっと出てくるイクト、にくいなー…今までずっと思ってて言わなかったんだろうと思うとなおさらね。

 

 

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最後は海里の告白と別れ、そしてとびっきりのあむちゃんの恥ずかしがり顔!(ぐへへ)

あっ… あっ…

ありがと!

ぜったいまた会おうねっ

 恥ずかし泣きしながらのあむちゃんのこの台詞。いい終わり方でした。

 

 

 

あとがき

今朝は休日なのに珍しく7時半に起きて、昨日分の日記を書いていたらしゅごキャラの話が盛り上がってしまったので久しぶりにこちらに感想をば。

書いている途中でスタミナがなくなってくるのをなんとかしたい。「ここいいなあ」と思うシーンは残しておきたいのだけど、書くべき言葉がすっと出てこないシーンはどうしても貼るだけとかになってしまう(この記事の後半みたいに)。本の付箋は残しているので紙媒体なら参照化。スタミナは慣れるしかないかな。

マンガを押さえながらiPhoneで撮るの難しい。大きめのクリップでも買おうかしら。表紙が傷つかない程度の丁度いい圧力のやつ…。

 

それでは!

 

ぜったいまた会おうねっ