ゆらのふなびと

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人はいい意味で忘れる。

人はいい意味で忘れる。

 研究者志望の学生として、STAP細胞の一件が日本のアカデミアにどれほどの影響を及ぼすのだろうかと不安に感じている。その話を塾長としていたところ言われたこと。

 たとえば、2012年にもiPS移植の偽装で話題になった森口という人がいたが、この人の存在を僕は言われるまで忘れていた(名前も今調べて思い出した)。まだ2年も経たない。今回のSTAPにせよ、問題が現在進行形の今は大きな注目を集め、自分も関心を抱くが、その影響というのは案外短期的なものなのかもしれない。たった1回のできごとが、その後の将来すべてを決定するというようなことは、たぶんあまりない。

 

 この「人はいい意味で忘れる」という言葉は、人間関係・「人にどう思われるか」という問題にも適用できると思う。

 たとえば、人の前でしたこと/言ったことについて「ああするべきではなかった」「こうすればよかった」と思うことがある。あるいは、「駄目なヤツだと思われただろうな…」と気が滅入ったりする。そういう感情ってずるずる引きずりがち。

 でも、それを気にするのって自分だけなのかもしれない。たとえば、たとえ友達が「そこそうする…?」みたいなことしてる場面を見たとしても、よほどのことでない限り次の日はまた普通に付き合ってたりするし、たった1回のちょっとした出来事がその人に対する以後の評価にずっと影響を及ぼし続けるなんてことはない。

 

 あるいはこの言葉は、「目の前にあるときは大きな問題に見えても、過ぎ去ってみれば小さな問題だったりする」と言い換えることもできるだろう。見えない未来を憂いすぎる必要は、きっとどこにもない。

 

 

 

 書きながら、やっぱり具体例を挙げるのが苦手だな…ということを反省。例を思いつけないと、「例が存在するのか確かめずに信じてしまう」ので自分の思考を進めるうえでも危険。今後鍛えていきたいところ。。。